当院での施術方針は大きく分けると下記の3つです。

  • 硬くなっている筋肉をほぐす
  • 負担のかからない&楽な身体の使い方を習得する
  • 筋肉を鍛え、身体を丈夫にする

<なぜ、この3つなのか?>

整骨院・整形外科に勤務して様々な患者さんを施術してきて気づいたことがあります。

それは、転んだりぶつけたりなどの外傷以外のほとんどの痛みの原因は「ご自身の身体の使い方に問題がある」ということです。

多くの患者さんは、「力の入りにくい・伝わりにくい使い方」をしており、筋肉に必要以上に負担をかけています。そのため、筋肉が疲労して硬くなり、力が入りにくくなります。そのため、筋肉で身体を支えることができず、関節や骨に負担がかかります。その結果、痛みや骨の変形を進めているケースが多く見られます。

そのため、まずは「疲労している・硬くなっている筋肉をほぐすこと」が重要になります。その際、姿勢や動作をしっかりと確認することで、痛みの原因となっている筋肉をしっかりと把握するように心がけています。そうすることで、効率よく緩めることができます。

筋肉がほぐれた状態で、「負担の少ない&楽な身体の使い方の習得」を目指します。筋肉がほぐれてからでないと、思い通りに身体を動かすことができません。また、楽な身体の使い方を改善しない限り痛みが再発してしまいます。そのため、身体の使い方の改善は重要です。

筋肉をほぐす、身体の使い方を習得しましたら、最後は「筋力強化をして維持する」ことが重要になります。筋肉が弱いままでは、すぐに疲労してしまい筋肉が硬くなってしまいます。さらに、身体の使い方も悪くなってしまい負担がかかってしまうので、筋力強化が健康を維持するのに重要になります。

<患者さんへのお願い> 

分かるようでしたら、「痛みの出る動作、動かし方」を施術する際に教えていただきたいです。その痛みの出る動作に、効率よく治すためのキーワードが隠れていることがあります。硬くなっている筋肉が予想できたり、負担のかかる使い方がわかるので、改善すべき点が短時間でわかることが多いです。